主催は上野高校同窓会有志の会(宮田隆(高32回)他)。
講演は、伊藤洋先生。元山梨大学副学長、元山梨県立大学学長で双方の大学の名誉教授です。ご専門は電気工学ですが、ご趣味で芭蕉翁のDBを独自に構築、ユニークな芭蕉研究の著書も出されています。
集まった聴衆は、一部外部の方のご参加も得ながら、昭和ヒトケタ世代の上高2回卒の大先輩から41回卒40代までほぼ上野高校同窓会の方々32名。なじみの芭蕉の話。2時間近く聞き入った。
講演内容はこちら⇒ 芭蕉講演20191201.pdf
伊藤洋先生の「芭蕉DB」⇒ http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/basho.htm
「ほろ酔い」は伊賀の銘酒「俳聖 芭蕉」(橋本酒造場;伊賀市御代)で。宮崎屋さんのひのな漬けをあてに、芭蕉談義で盛り上がりました。
おみやげは銘菓「釣月」(桔梗屋織居)と「へそ」(森本芭蕉堂)、荒木のヤマナカさんの真米の白粥、もちろん伊賀米の新米。
銘菓「釣月」はその終生を旅に捧げた俳聖松尾芭蕉が郷里の伊賀上野に戻りし折りに起臥し、俳諧に懸命した小庵「釣月軒」。その趣向をするところの枯淡閑寂の蕉風を、菓子に凝した逸品(桔梗屋織井HPより)。何度いただいてもうまい。
「へそ」は伊賀珍菓。「古里や臍の緒に泣く年の暮」、芭蕉が帰郷した時の句にあやかり、当時の萱葺家屋を模して、真ん中に胡麻を配し、へその緒を象徴して作られたお万中(森本芭蕉堂HPより)。シナモン風味に手亡(白いんげん豆類)の白あんでうまかった。
粋な「芭蕉」づくしの講演会、主催者の皆さん、ありがとう。
開催案内(詳しくは10月29日記事参照)
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