2019年12月24日火曜日

出口治明(高18回)講演会 報告

 上高同窓会スピンオフ的イベントとして、上高先輩で、元ライフネット生命会長、現在立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さん(高18回)の講演会「待ったなしの日本と変わるべき国と私たち」が宮田隆さん(高32回)によって開催されました(開催案内は8月23日付当ブログ記載)。
 開催報告をフェイスブック「三重県立上野高校 誰でも広場」(非公開グループ)の宮田隆さん記事から転載させていただきました。

<開催報告>
 去る12月16日月曜日、上高18回卒で立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんの講演会を都内虎ノ門の貸し会議室を使って開催しました。
 半分以上の時間を質疑応答に割いて下さり、汗ばむほどの熱気の大盛会となりました。
参加者65名。出口さん同級生を含む上高同窓の仲間、伊賀からわざわざ駆けつけてくださった高23回の方や、タイのアユタヤから帰国された方、私の大学、大学院、仕事を通じて友人になったみなさま、出口さんの日本生命時代の後輩の方などもいらして、終了後も半分以上の方が懇親会に参加、各テーブルを自らグラスを持って回り会話下さる出口さんのホスピタリティには感激しました。
 中身は?ぜひぜひ本屋さんにたくさんある出口さんの著書を一冊でも二冊でも手に取ってお読みください。必ず勇気と希望が湧いてきます。




(記事 事務局;實守健介:高18回)

2019年12月13日金曜日

「いがびと芭蕉さんの素顔に迫る」開催報告

 「いがびと芭蕉さんの素顔に迫る講演とほろ酔い座談会」が、12月1日(日)、「三重テラス」(東京日本橋)で開催されました。
 主催は上野高校同窓会有志の会(宮田隆(高32回)他)。
 講演は、伊藤洋先生。元山梨大学副学長、元山梨県立大学学長で双方の大学の名誉教授です。ご専門は電気工学ですが、ご趣味で芭蕉翁のDBを独自に構築、ユニークな芭蕉研究の著書も出されています。
 集まった聴衆は、一部外部の方のご参加も得ながら、昭和ヒトケタ世代の上高2回卒の大先輩から41回卒40代までほぼ上野高校同窓会の方々32名。なじみの芭蕉の話。2時間近く聞き入った。

 講演内容はこちら⇒ 芭蕉講演20191201.pdf
 伊藤洋先生の「芭蕉DB」 http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/basho.htm

 「ほろ酔い」は伊賀の銘酒「俳聖 芭蕉」(橋本酒造場;伊賀市御代)で。宮崎屋さんのひのな漬けをあてに、芭蕉談義で盛り上がりました。
 おみやげは銘菓「釣月」桔梗屋織居)と「へそ」森本芭蕉堂)、荒木のヤマナカさんの真米の白粥、もちろん伊賀米の新米。
 銘菓「釣月」はその終生を旅に捧げた俳聖松尾芭蕉が郷里の伊賀上野に戻りし折りに起臥し、俳諧に懸命した小庵「釣月軒」。その趣向をするところの枯淡閑寂の蕉風を、菓子に凝した逸品(桔梗屋織井HPより)。何度いただいてもうまい。
 「へそ」は伊賀珍菓。「古里や臍の緒に泣く年の暮」、芭蕉が帰郷した時の句にあやかり、当時の萱葺家屋を模して、真ん中に胡麻を配し、へその緒を象徴して作られたお万中(森本芭蕉堂HPより)。シナモン風味に手亡(白いんげん豆類)の白あんでうまかった。
 粋な「芭蕉」づくしの講演会、主催者の皆さん、ありがとう。

 開催案内(詳しくは10月29日記事参照)

2019年12月5日木曜日