2021年9月18日土曜日

2021年 秋の役員幹事会代替メール審議結果 報告

 秋の役員幹事会(9月11日予定)について、8月28日、北出支部長、中森建夫副支部長、出口正尚副支部長、實守事務局長で、ZOOMミーティングを行い、新型コロナウイルス感染症「緊急事態宣言」期間が9月12日まで延長されたこと、および出席予定連絡者が少ないこと(8月28日時点)から、中止を決定しました。

 この代替として、事前にEメールで配信した議案等につき、役員幹事各位に賛否とご意向をメールでご回答いただきました。この結果、7名の役員幹事から次の回答をいただきました。

6名;全議案に賛成、1名;新卒業生歓迎懇親会(臨時)11月28日(日)開催について、現在のコロナ感染状況から、開催しない方がよい。他に、否決や他の意向・提案等の回答はございませんでした。よって、秋の役員幹事会の報告事項および議案は承認と受け止め、承認決定内容を以下に掲載します。


1.報告

① 前期事業報告(会報「伊賀の友垣」にも記載)   


② 前期会計報告(添付ー2)


     支部会費増(9千円)、寄付金増(41千円)

    収支概算 204千円の繰越金増加(主要因 新卒生歓迎会中止、事務費減)

    会計監査報告 (会計監事;中森雅人) → こちら


③ 寄付を賜りました御芳名(添付ー4、 会報「伊賀の友垣」にも記載 )

     寄付人数は前年より増加(57→77名) 

 

④ 俳句をユネスコ無形文化遺産へ! 署名活動応援

 俳句をユネスコ無形文化遺産に登録する活動のひとつとして 俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会の署名運動を応援します。

 会報「伊賀の友垣」に、署名用紙(添付)と 俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会ニュースレター2021版(添付予定)を同封配布します。ニュースレターは伊賀市文化交流課にお願いし、ご提供いただきました。

 本人のみならず、家族・友人等の署名を集めていただければありがたいです。

 俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会は 文字どおりこの活動を行っています。この協議会の発足に俳聖芭蕉翁の生誕の地・伊賀市が関わり、伊賀市長が副会長に就任しています。伊賀市文化交流課が、この協議会の自治体問合せ先を担当しています。詳しくは、事務局ブログ 8月17日付)をご覧ください。 

 また「伊賀の友垣」の発行にあわせ、ホームページやメール案内で詳細をお知らせします。 

署名用紙(pdf) ダウンロード

        署名用紙は次の協議会ホームページからもダウンロードできます。

俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会ホームページ

 俳句ユネスコ無形文化遺産推進協議会 (haiku-hia.com)

 (17) 俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会名誉顧問伊賀訪問 - YouTube

俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会ニュースレター

 俳句ユネスコ登録推進ニュースレター2020(pdf)

 俳句ユネスコ登録推進ニュースレター2021(pdf)

⑤ ゆうちょ払込手数料改定(2022年1月17日(月)から) 

現金で払込む場合のみ、110円追加されます(例;203円→313円、152円→262円)

         通帳、カードから払込むと、110円の追加はなく、現状通りです。

     ゆうちょ銀行、2022年1月から現金取引やATM手数料を新設・値上げへ 

⑥ 伊賀市観光応援の件、本年はイベント中止(伊賀市確認済)となりました。


2.議案

(1)会報「伊賀の友垣」の校正

後日 伊賀の友垣校正版PDFをメール送付いたします。校正場所のご連絡をメールでお願い申し上げます。

→ 8月29日、伊賀の友垣初稿を役員幹事・執筆者にメールし、校正回答をいただきました。

次回編集長の自薦・推薦をお願いします。  

   → 回答なし

(2)会報「伊賀の友垣」発送作業 参加のお願い

   時: 予定;9月30日(木)または10月1日(金) 10時~14時

   → 会場先約のため、10月6日(水)10時~14時 に変更しました。      

   所: 吉祥寺南町コミュニティセンター

 参加を募り 予定者は13名になりました (順不同敬称略)

北出明、吉岡諒子、中森建夫、出口正尚、藤澤立子、佐藤香代、田中健夫、長谷川雄則、武者田鶴子、東山陽光、澤田光代、永井悦子、實守健介

   コロナ対策;マスク持参、健康な方のみでお願いします。

 例年同封の「いがぐり」伊賀上野観光誌は昨年発行終了のため、同封はありません。

 俳句をユネスコ無形文化遺産へ!署名用紙・資料を同封します。

(3) 今期予算

   上記の前期会計報告(添付ー2)に併記しています。

(4) 今期事業

① 新卒業生歓迎懇親会(臨時)

   2021年11月28日(日)、銀座三笠会館本店パーティルーム

 コロナウイルスのため、2年間、6月の開催を中止しましたので、まとめて秋に実施を計画します。この頃には、ワクチン普及、コロナウイルス鎮静化で、規制もなくなるとみています。開催規模見積のため、現時点での各位のご参加意向(出席可否)をお伺い致します。

    ご参加意向連絡者は 2名 でした。 

     反対意見1名; 現在のコロナ感染状況から、開催しない方がよい。

→ コロナの状況を踏まえ、10月中旬頃、開催について、ZOOMミーティングですり合わせることとします。

② 春の役員幹事会 (2022年2月)

③ 新卒生歓迎懇親会(2022年6月)

   実行委員長の自薦・推薦をお願いします。→自薦・推薦なし

④ 次回支部総会・懇親会(2022年11月) 

     実行委員長の自薦・推薦をお願いします。→自薦・推薦なし

     ご講演者案;高15回 富永 倫彦さん(2020年総会中止・講演の繰延べ)

⑤ 上高同窓会有志の会(高32回主導)主催の三重テラス等でのイベント

     その都度、メールアドレス登録会員に、案内します。

⑥ 母校キャリアアップツアーオンライン版の協力支援(日程は未定、11月頃予定)

     母校福田先生より、要請をいただいています。

昨年同様、TIS株式会社・ライフネット生命・i-plug株式会社・サイオステクノロジー・旭化成・ワンスポーツ に直接依頼中。他に、受け入れできる団体候補を募集したい。協力できる方は事務局まで。 →自薦・推薦なし

(5)その他

 今後、委員会などの小会合は、ZOOM会議を活用したいと思います。ZOOM可能な方はメールで申告をお願い申し上げます。→申告なし

 他に各位のご提案を願い申し上げます。追加議題として、同様にメール連絡にて審議させていただきます。 →提案なし 

以上



2021年9月12日日曜日

秘蔵のくに伊賀のキュレーションイベント第12回(10月17日)オンライン開催案内

 沖森卓也先生(高22回・1971年卒)オンライン講演会


ライブを見逃しても、次のYouTubeビデオ で視聴できます(10月21日追記)。

秘蔵のくに伊賀のキュレーションイベント第12回 - YouTube


伊賀伝説の古書店が生んだ国語学者 沖森卓也立教大学名誉教授に聞く

 「日本語の成り立ち、そして未来へ」 伊賀方言のお話も

主催は三重県立上野高校同窓生有志の会(高32回宮田隆さん他)
上高同窓会東京支部が協力します

上高同窓会の皆様、ぜひ ご参加をお願い申し上げます。

 ご参加について
  開催日時 2021年10月17日(日)14時~15時30分
  参加費;無料
  参加方法
オンライン Web会議ツールZOOMでの参加 定員100名 事前申込制
インターネットに接続できるカメラ・マイク付きのパソコン、またはスマホ、タブレットがあれば参加できます。
   ZOOM参加申込先 – https://nihongo-mirai.peatix.com/view
なお、東京支部事務局;iganotomogaki@gmail.com へメールいただければ、取り次ぎます。

主催者メッセージ;上野高校同窓生有志の会・宮田隆(高32回)さん

 沖森卓也さんは、上野高校22回卒、東大卒、立教大学名誉教授で、日本語学者。現在は二松学舎大で教授を務められています。そしてかの有名な沖森直三郎さんのお孫さんになります。

 特に上代の日本語を専門とされますが、ご関心と知識、ご活躍の範囲は幅広く、文科省の文化審議会国語分科会で常用漢字の選定や見直しに関わられる他、三省堂の漢和辞典や語源辞典の編纂に携わられ、NHKの「チコちゃんに叱られる」で語源の解説で登場されたりしてもおられます。近著では「日本語全史」(ちくま新書)、「日本語の誕生」(吉川弘文館)などがあります。

 今回は興味深い日本語のお話を中心に、上高32回卒同期グループが2015年に伊賀の同人誌「伊賀百筆」で公開した「試案伊賀ことば辞典」からいくつかの伊賀方言をピックアップ頂き、古語や古い京ことばとの関連や語源などを解説いただく予定です。

 また、一般的に保守的イメージを抱きがちな国語学者ですが、沖森卓也さんは、外国人が学びやすい日本語を目指すべきだと、日本語の国際化の提言もされています。常用漢字の削減や、同じ意味で多様な表現の整理、アクセントの簡素化までに踏み込んだ提言をされています。今回は外国人人口比率6%を超えた伊賀市現状も踏まえながら、このあたりのお話まで、日本語の未来としてお話を伺って参ります。

沖森直三郎さん/沖森書店のこと

 沖森書店に言及しますれば、伊賀生まれの卓也さんの祖父、沖森直三郎さんが大阪船場の古書肆鹿田松雲堂に奉公、古書の研鑽を積んだ後、昭和3年に伊賀上野で沖森書店を開業。扱うのは私たちが一般にイメージする古本とは異なり、糸で綴じられた古典籍が中心でした。

 古書目録を作り、通信販売を行う方式で全国の学者、研究者の耳目を集め、かつて、その蔵書の質と豊富さから、東の東京神保町反町茂雄、弘文荘か、西の沖森直三郎の沖森書店かと並び称されたそうです。

 直三郎さんは、伊賀の文化を発掘したい、伊賀の文化を顕彰したいと強い意志をお持ちの方で、郷土の歴史研究を行うとともに、郷土伊賀上野に関係の深い俳諧や忍者の古文書の収集に情熱をもって当たられました。沖森書店所蔵の沖森文庫の俳諧や忍者に関する古書は、同店閉店にあたり、現在は伊賀市図書館、伊賀忍者博物館に委託されています。イベントの中ではこれらからデジタルアーカイブされた沖森書店の蔵書印の押された資料も簡単にご紹介します。


ご参考;東京支部事務局・實守健介

「漢字を手放さなかった日本語(前編)」沖森卓也(1)|インタビュー Vol.16|超漢字マガジン 漢字を知り漢字を楽しむサイト (chokanji.com)

「漢字を手放さなかった日本語(後編)」沖森卓也(1)|インタビュー Vol.17|超漢字マガジン 漢字を知り漢字を楽しむサイト (chokanji.com)